このコロナ渦の真っ只中、皆様はご無事でしょうか?
無事でしょうか?なんて大袈裟な表現も、このご時世ではよりリアルに感じます。
私の住む関東圏では外出自粛要請がいまだに解けず、私生活やビジネスにも多大なる支障をきたしております。
今年の始まりに今のこの世界を誰が予測できたでしょうか。
私はとてもじゃないけど想像もできなかった。
今年は今まで以上に良い1年にするという希望に燃えていました。
少しずつ感染が広がるのと同時に、その炎も弱まっていきました。
今となっては、毎日何気なく過ごしていた日常がどれだけ有難かったのかを噛みしめるのと共に、本当の幸せの意味を知った感じがします。
失って気付くことがここにもあったんだという気持ちです。
ただ、この戦後稀にみる状況下において、物事の本質というか今まで見えなかった、いや、見えていてもスルーしていたというべきでしょうか、そんな事が浮き彫りになった気がします。
私達の生死を分ける可能性が充分に在り得るこの状況下で、徐々にでも本質の可視化できるようになったことはある意味幸せなことなのかもしれません。
取捨選択するピースをどれにするのか。
この過酷な日常の中で決めていかなくてはなりません。
この状況の中で、ではなく、本来はそれらの選択の結果として今があり、今ある現実ができあがっています。
より慎重に選択をしていくことが求められるんだと思います。
私は、それが今回の状況下でありありと分かりました。
今日までの現実は、今日までに選択してきた結果。
これからの結末はこれからの行動でいくらでも変えることができます。
この状況下を悲観するのではなく、改めて考える一歩となる出来事になった、と来年の今頃は感じていたい。
そう感じるためには今からの考え方、今からの行動が大切になる。
しっかり意識をしながら過ごしていこうと思います。
そして、今まで何気なく過ごし見過ごしていた小さな感動に改めて感謝のできる感性を身に付けていきたいと思います。